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金曜日, 6月 15, 2007

有害外来生物




日本全国、至る所で海外から連れてきた生き物が、繁殖し日本固有の生態系を壊そうとしている。




その中でも、北海道の俺が知らなかったのが沖縄の話し。東京在住時は頻繁に沖縄本島や石垣島・竹富島へ遊びに行っていた。スキューバーのライセンスもあるのでダイビングもしたし、時間があればシュノーケリングもしていた。

気軽に潜って、見飽きるのがグッピー・・・・北海道じゃペットショップの水槽でしか見られないけど。

元来、沖縄の河川にはメダカやフナ、ドジョウが居たそうだ。それが都市化による水質悪化で死に絶えたところへ、ペットとして買われていた魚が捨てられて野生化したほか、観賞魚の業者が熱帯魚を河川に放流し自然に任せて繁殖させてから採って販売も有るらしい。沖縄南部の河川で投網を打てば世界中の熱帯魚が捕れるとまでいわれている。河川によっては100%が外来魚もあるんだって。

これを我が道東で見ると、俺も犬の散歩で歩く「仁々志別川」此処にはミンクが生息している。鶴居村で毛皮の原料として飼育されていたミンクが、採算割れのため閉鎖のどさくさに捨てられ、野生化した。

また、新釧路川にソーセージ入りのザルを入れるとドッサリ捕獲出来るのがウチダザリガニ・・・これも、もともとは食用として輸入されたけど、繁殖力は旺盛で日本固有種のザリガニだけでなく、他の生き物まで補食する始末。阿寒湖では、漁組が頭を抱えている。何故なら有害外来生物指定されると、何処でも販売出来なくなってしまうため。駆除と商売の一石二鳥が出来なくなる。

法律が足を引っ張る場合もあるわけ。本州では食肉用のウシガエルが野生化したまでは良かったが、ツボカビ症が神奈川で発見され、その元凶もペット用の外来種の蛙だというのだから皮肉なものだ。

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