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月曜日, 6月 11, 2007

武士の一分




他人の言いなりにはならず、主君の命令といえども理不尽なことには従わないという誇りのこと。




要約すると、自立自尊の精神のことだそう。








だから、戦国時代には切腹などはほとんど無く、平和な江戸時代になってから、幕府が武士に勝手気ままに振る舞われては困るので「切腹」という制度を作った。








ここから朱子学に基づいた武士道を作り、主君を批判する武士を押さえ込む、太平の世を守る方法と記されている。








理屈は「武士は自分で腹を切って死ぬことが出来るが、町人や百姓は己で腹も切れぬ哀れな者だから、お上が切ってやる。つまり、切腹は武士の誇りなのだ。」








    鎌倉時代から培われてきた武士の反骨精神という牙を抜く法律。武士の誇りを守るという名目の下に、幕府が侍に切腹をさせる特権を握った・・・・だから「日本人なら知っておきたい武士道」に書かれているが、切腹という習慣は、幕府や大名による家臣など下の者に対する”いじめ”だったよう。




だから大名などが罰を受けても切腹させられたというのは殆ど無いんだって。








武士道が完成されるまでには、このように歪んだ下地があったものの、日本人の心の奥にある潔さや卑怯なことはしたくないという精神に合わさったため 完成されたものだとある。








不思議な話だが、最近防衛小に格上げされた自衛隊に友人が多くおり、今もイージス艦の情報流出で問題になっているが、








戦闘機のパイロットは天狗で見栄っ張り、一方、対極に位置する潜水艦の乗組員は貝のように話さない。




港にいるときは、上官に対しても提案・改善をどんどん言い、上官もそれを聞く耳を持っている。




死ぬときは、一心同体だからこその良い制度が残っている。








陸上は、良く解らない・・・・・

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