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金曜日, 7月 13, 2007

FP・代理店の視点から見たワーキングプア

昨年、7月12月と二回にわたってNHKで放送された NHKスペシャル「ワーキングプア~働いても働いても豊になれない~」

「ワーキングプアⅡ~努力すれば抜け出せますか~」が放送されたのをご存じだろうか。第44回ギャラクシー賞大賞を受賞したと帯に載っている本が今月発売になり、親戚の書店に注文し漸く届いた。ここはAmazon で発注すれば直ぐ届くだろうが地元の書店に金を落とさねば。

FPとしてまた代理店として日常の保険業務をしていても道東では5年くらい前から公共事業の削減に比例するかのように私のお客様でも20~30代を中心に口座残高不足で保険料の引き落としが出来ない件数が増えてきていた。
中には、そのまま払えずに保険会社から契約を解除される方も出てきた。これは無保険と言うことで非常に危険なのだが・・・・全体的には増えているだろう。

FPとしても既存の生命保険の見直し依頼が増えた。過去の生命保険は一生保証の終身保険の上に期間が10年とか15年しか保証されない定期保険が乗っているが、この更新の時期に保険料が上がる仕組みに現状の収入では支払いがきつくなってくる。これを見直すわけだ・・・・
しかし、釧路市での生活保護の支払額が200億円を超えており財政を逼迫させると共に受給者を見ると、離婚の多い土地柄から母子家庭が多いけども、真剣に仕事を探さない人が多い。これは男性にも見られる。そのお金でパチンコへは行くんだから・・・民生委員は書類を届けるだけで実態の調査などは何もやっていない。

それに対して30代前半で子供二人の家庭だと釧路市の平均所得から日常的に引かれる物を差し引くと、生活保護の金額よりも低くなってしまう。

これでは、生活保護を貰っている方は、その権利を手放さないように知恵を絞るだろうし、普通に生活を営んでいる世帯では、無用なトラブルで離婚。。。更に生活保護が増える。

※日本国憲法 第25条「生存権、国の生存権保証義務」

全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。・・・・・・この文章が虚しく見える


昨日の日経の一面に載っていた参議院選挙の公示に絡んだ文章で、投票とは今の政策を非難し合うのではなく最終的にはこれだ。と思える最後の一文を載せて終わりにしよう。
「自分の子や孫の世代にどの様な国を引き継ぐのかを考えながらみんなが一票を投じれば、父母からバトンタッチされたこの国をいつかは再建出来るはずだ。」

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