
火曜日, 7月 15, 2008
生活防衛と生命保険の関係

日本人は、世界的に見ても生命保険大好き人種。
何故なら、高度成長に併せ所得も上昇。マイホームに手が届き、借り入れが発生する。
そこに、契約ノルマを抱えた保険のオバチャン(お姉ちゃんも) G.N.P→義理、人情、プレゼント攻勢で本来必要額以上に高い死亡保険を設定していた。
今でこそ、カタカナ生保や損保系生保も出来、またファイナンシャル・プランナーの登場により既存の保険会社の儲かる仕組みが白日の下に晒されてしまったわけだ。
また、日本人の悪い部分として掛け捨てだと金が勿体ないと思う考え。
確かにバブルの時のような高金利で有れば、終身保険のように解約返戻金の大きな保険の場合は途轍もない配当金が付いたわけだが、バブル崩壊後の低金利では、あんしん生命が発売した長割り終身登場まで廉価な終身保険はなかった。
自分の保険証券を見て、気を付けて欲しいのは、終身保険の上に乗っている更新型の定期保険の内容である。
期間10年だと10年後には、年齢が10増えた形で新たに入る計算。すると、当然保険料は上がる。そのクレームに対しての誤魔化しが転換である。
これで少ない保証であるが一生保証の部分。解約返戻金の部分をここでさりげなく解約させ、その返戻金を新たな保険の頭金につぎ込む。
こうすることにより、保険会社は本来、契約者に返すお金までを吸収し、新しい保険の保険料を抑える。
これをずーっと続けるとどうなるか・・・・・最終的には、パンクするので解約。
文句を言いたくとも、保険のオバチャン達は、既に止めどうすることも出来ず。
地方都市の景気は下降し続けており、釧路では給料自体が下がっている。
皆、必死に生活防衛に走っている。
相談も多数受けるが、FPとして言えることは地方都市の場合、車が必需品。
自動車保険を解約しながら生命保険を払い続けている人が居るが、順序としては生保の解約が先。
何故かって?
他人の身体・財物を運転していた車でぶち壊したら、賠償責任の額は限度が広い。他人を考えると、先ず自分の部分を止めなさい。で、どうしても自動車保険を払えないようなら、車を手放しなさい。
自動車保険は、中断証明という制度があるので、あとで余裕が出来、車を持ったら解約時の等級を持つことが出来るのだから。。。。。
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