
火曜日, 4月 08, 2008
釧路市の衰退とビジネスホテルの隆盛

とうとう、釧路市の人口が年度末に19万人を切った。
3市町合併後初の18万人台。
僅か2年半で6000人弱が減った。 釧路市でも10年後の人口を約16万人と設定しているが、仕事柄、個人・法人問わず生・損保で会っている個人的意見では、市の予測は国土交通省の道路予算よりは、まともだが
まだまだ甘いとしか思えない。
道東地区に本店を置いている会社で働く者の可処分所得は、驚くほど低い。生活が厳しくなり夫婦ゲンカ・・・母子家庭の増加、生活保護費の増加。
景気悪化と共に支社機能を廃止し撤退する事業所も増えている。96年から10年間の間に市内で3145事業所が無くなり2万2799人の従業員が減った。これに家族も加えるのだから人口が減って当たり前。支社の撤退により、釧路への出張が増え、それを吸収するために大手ビジネスホテルが北大通りに乱立。地元資本のホテルを潰しながら格安料金で宿泊客を奪い合う。
驚くのが、末広で酒を飲み夜間割り増しのタクシーに乗ると我が家まで3500円弱・・・・これで朝食付きのホテルに泊まれるのだから、支社に車を置いて飲み シャワーを浴びて朝食を済ませ車で帰宅も可能なのだから呆れる。
まあ、4月に入り人事異動で転入組が来ているので19万人は回復するだろうが、今月の市役所窓口は例年より転入の手続きに来る人が少ないようだ。今日も町内会の書類を届けに行ってきたが人混みとはほど遠い。
ここで更に市役所サービスの人口規模に見合ったサービスの見直しも含め議員・職員は頭を使って欲しい。
そうして、人が減り続け釧路湿原は守られるのであった。
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