Jazz 日本・・・・本日の一枚 新譜ではない

デビューしてから大好きだった一人。

人気・実力ともに日本を代表するジャズ・ギタリスト。17歳の時にファースト・アルバム『インフィニット』を録音し注目され、「天才」とまで言われていた。しかし、その後は自分の好みから徐々に路線がずれて行く。

80年フュージョン・アルバム『トチカ』が大ヒットし、その人気を決定付けた。ジャズ・フィールド以外でもYMOからクラシックまでと幅広く共演してきた。近年はアコースティック・ギター・ソロと、エレクトリック・ギター・トリオの2つを中心に活動している。
ストレートなジャズ・プレイを聴けるアルバムは逆に少ないが、土岐英史（アルト・サックス）の『TOKI』（75年）がお勧め。22歳の年だが、独自のスタイルがある。

このアルバムはリーダーとしての土岐も良いし、戦中派から後の若手がドンドン出てきた日本のジャズ界での変革期じゃないかと思える。