
土曜日, 4月 18, 2009
元取引先の倒産

弊社の先代が昆布を卸していた釧路の老舗「おだこんぶ」が先日、自己破産の申請をした。
年間売上が1億2千万あったそうだが、負債総額9,500万。
創業80年以上あった釧路の老舗。
不思議だったのは、昨年おとなしい弟から姉に社長が交代(4代目)。それと共にラジオや新聞にも取り上げられ
勢いが出てきて、自分もちょくちょく買いに行っていたのに・・・・・非常に残念。
異業種交流会のオフ会として東京で集まった時には、「こんぶチップ」が大好評だったのに。
自分が高校生の時など、親父の手伝いでよく昆布を納品に行っていたものだ。2代目が健在の頃で、この社長は初代が急逝したため教職を辞して跡目を継いだ。
取引自体を停止したのは、支払いの際、小切手でも先日付で待機期間が長すぎたためと親父から聞いた。
確かに、昆布の仕入れは6月末から11月位までは大量の資金が必要になる。
支払いは進むが、値決めで正式な価格が決まるまでは売掛金として帳簿に残り続けるわけだ。
だから弊店との取引終了後、どこから仕入れていたのかは聞かなかったが原価計算を予想しても負債の額が何故此処まで膨れあがったのか理解出来ない。
ただ、技術も味も良い会社なので再起を図って貰いたいと切に願う。
まあ、他人の心配をする余裕も無いのだが。
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