水曜日, 12月 17, 2008
不思議体験 アンビリーバボー
未だ、愛犬の急逝から立ち直れない。
腹膜炎を起こし、あっという間に旅立ってしまった珊瑚。アイヌ犬の寿命は14年前後。
しかし、僅か7歳9ヶ月。
生後6ヶ月で我が家に来てからは、調教すると同時に元来犬好きの親父は自分のお供として頻繁に山へ連れて行く。気付けば立派な狩人として親父とコンビで蝦夷鹿狩りが出来るまでに・・・・
自分は、基本的に狩猟方法と解体が出来れば良いので肉に不自由していない現状では狩りをすることもなく
ただ、親父とパートナーの獲物のお裾分けを戴くのみ。
しかし、そんな親父も肺ガンという病魔には勝てず、告知から2年9ヶ月間・・・・日常生活を基本に据えながら
最後には右肺が病変に犯され大量吐血により一昨年の年度末に合わせ、亡くなった。顔を除けば身体が以上に痩せていたにもかかわらず、安置されている姿は通常の身体に戻り、ただ眠っているようにしか見えない。
最後には、息子と自分に「床屋へ行きたい。」といった言葉を思い出し、散髪をしてあげた。
先週の金曜に今度はオフクロが心不全で緊急入院。日曜に珊瑚の元気がない。食欲も運動にもついてくるのだが・・・そこから悪化までのスピードの早いこと。月曜に病院へつれて行くも「何も出来ることはない。」と言われ
私に見られながら10時半に息を引き取る。
箱に入れて封をし、火葬の段取り。昨日、霊園につれて行く前に花を入れるため珊瑚を見ると、腫れていたお腹も普通に戻り、自分の足下で寝ているような穏やかな顔。
夫婦揃って、号泣した後 霊園へ。
オフクロに伝えると卒倒しそうなショックを受けたようだが「オフクロの代わりになってくれたんだから、しっかりしろよ。」と多少なりとも和らぐかもしれぬ言葉をかけて来た。
今でも、玄関を出ると外にあるゲージの隙間から運動に連れて行くタイミングを判って、まん丸の目で此方を覗く
ー珊瑚の姿が見える気がする。
と書きながら、今日は病院へお袋を怒りに行った俺。昆布の仕事になると浜同様の言葉になるのが、たまにではなく多い傷。
自信の考えは、犬は家族の一員ではない。あくまでも犬である。しかし、古来から一番関わりの長い生き物。
居なくなった寂しさは、親父の時と変わらない。
安らかに。
ただ、次の犬を考えたらカミサンが「アイヌ犬で、あんなに目がパッチリしているのは居ないだろうから、もう嫌だ。」といった台詞か・・・悲しいけど、生き物の常。
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