土曜日, 11月 21, 2009
集荷
寝ても覚めても、「昆布・昆布・昆布・・・・・・・・保険も。」
親父が生きていたなら、どうしただろう・・・と、考えながらあがき回る日々。
昨日も取引先の商社から電話があり「今後もお願いします。請求額は本日振り込みましたから。」って・・・・・締めも無視して速攻で支払ってくれる。それだけ、アテにされているのだろう。
今日は朝から雪模様。朝一番の事故報告がある。
相手なしの自爆だが何をすればいいか判らないとのこと。当方、夏タイヤだが緊急出動。
到着すると、スリップののち回転しながら電信柱へ。よく大ケガしなかったものだ「車は、こんなになったけど身体が何ともないなんてツイてるよ!!」の慰めの言葉とともに提携先へレッカー依頼し、代車手配の後、家まで送る。
なんやかんやで自宅へ戻ったのが12:30。
かみさんの準備していった「稲庭うどん」を食し、浜へ営業の電話。
釧路市東部は、たこ漁とハタハタ漁で昆布の選葉する時間がないそうだ。電話をかけているうち、有る一件の漁師が
「今朝捕れた魚があるから来い。」
日も照ってきたし道路の雪も溶けたので安心して浜へ向かう。
到着早々「昆布何もやってないのか?」の問いに「ハタハタが忙しくて、やる暇ない。だけど全然ハタハタがあがらないんだ。」
俺「えっ?お袋がハタハタの煮付けが食べたいと言うから、貰いに行ってくると言って北のにな~。」
漁師「オウ、じゃあ今度デカイノガあがったら電話するから取りに来いよ。今日は、これだけだ。アブラコのでかいのは網の目が合わないので逃げてしまうんだ。」
箱を覗くとアブラコ(アイナメ)が3本で内1本は、刺身用だ。残りは塩振り焼きだな。
それから途轍もなく大きいカジカ1本に小型のが2本。
でかいのは「カジカの三平汁」にしよう。残りの二本はイクラを貰ったおかえしにお隣さんへ進呈しよう。
せっかく浜まで来たので手ぶらもいやだから「ざっぱ、あるかい?」で20キロ以上の加工用昆布を入手。
夕方、アブラコはお袋が作ったけど、カジカは出刃包丁でも大変だと言うので、自分がマイ包丁(それも柳刃で)を取り出し倉庫で解体。本当に固い。
頭の裏側に刃を入れ胴体と頭を分離し、下腹から上に向かって腹を割き、内臓を取り出す。子も入っていたので、肝と子には傷が付かないよう慎重に取り出す。
頭を二つに分け、最後に胃袋の中身を取り出し胃の中を洗う(胃袋も美味なのです。)なんと胃の中には消化途中の柳葉魚が二匹と食べたばかりのコマイが入っていた。当然、コマイは食べさせて貰う。
こんな感じで汁の準備は整った。
写真一番上のがカジカ。50センチサイズなので5~6人分の汁になるのだが、かみさんも息子も好きでないはず・・・
息子の場合は、好きでないと言うより面倒くさがりなのだ。
16:40本日の仕事を終了させNHKで昨夜再放送されたSONGSの二本立て(マイケルとビートルズ)を見ることにしよう。
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