
木曜日, 1月 29, 2009
北海道の百貨店

連日、日経新聞の中を見回すと大企業の大幅減益や赤字の羅列。
しかし、補助金や交付金で飼い慣らされた道内企業は、それどころではない。
今朝、道内の老舗百貨店「丸井今井」も破綻。伊勢丹の協力も効き目はなかったようだ。
昔、叔母が務めていて貧乏学生の頃、金がなくなったら叔母を頼って丸井の社食へ行き、格安の定食をご馳走になっていた。
また、釧路に目を転ずると市内の老舗百貨店「丸三鶴屋」が破綻しかけた際は資本注入し「丸井今井」釧路店として救われたこともある。
これはドーナツ現象で旧繁華街に人が集まらなくなったため、最終的には撤退し今は2店舗有る建物は空きビルのまま。北海道唯一の都市銀行「北海道拓殖銀行」が無くなり、今度は老舗百貨店が会社更生法。
釧路市内に目を転ずると
ハローワークが発表した一月釧路市の有効求人倍率0.35・・・・・・これって求職者一名に対し0.35人の求人。
ほぼゼロってことだよな。
しかし、人手不足で大変な業界が有るのも事実。テレビなどでも放送されているのでご存じかもしれないが、酪農地帯では、手取り15万以上を保証し、住宅・食事付きの求人にも人が来ない。
理由は、朝早いから・・・・とか、臭いから・・・・
高度成長終了後は、いかに楽をして金を稼ぐかが主流となり、休日もどんどん増やされ、日本人は体を使って金を稼ぐという基本的部分を忘れてしまったのだろう。
自分も跡取りのいない昆布採り漁師に「漁業権付きで跡を継がせてくれ。」と申し出るも、漁業の権利なども排他的で基本的には歌舞伎と同じ世襲制。よそ者のはいる余地はない。
こんなシステムを続け、気付いた時にはやる者が居なくなってしまうかもよ。
農業も漁業も排他的すぎる。今後、仕事としての旬は一次産業。汗をかこう!!
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