楽天市場

楽器ストア

金曜日, 8月 01, 2008

リスク・マネジメント


釧路では、8月1日-3日まで

「釧路 港祭り」が開催されている。

まあ、初日からあいにくの天気なのだが、それ以上に祭りに水を差したのが下記の記事


工事現場に不発弾 釧路市中心部 付近の住民らに避難指示(08/01 14:20)
 【釧路】一日午前十時五十分ごろ、釧路市旭町の釧路川右岸のしゅんせつ工事現場で、工事関係者が砲弾のようなものを見つけ、釧路署に通報した。現場は釧路市街地の一角で、釧路市は同日午後零時五十五分、付近の住民らに避難指示を出した。
 同署によると、砲弾は不発弾とみられ、長さ約百三十センチ、直径約三十五センチ。現場から半径五百メートルの範囲では国道などが通行止めとなり、周辺は一時渋滞。釧路海保は現場付近の釧路川で、船舶の航行を禁止した。
 砲弾は陸上自衛隊第五旅団(帯広)の到着を待って、一日午後、撤去される予定。


これで、避難指示の解除が22時17分。約半日を費やしたわけだ。もともと祭りの歩行者天国でメイン・ストリートが通行止めになっているのに、その近くの幹線道路が不発弾の関係で急遽通行止め。

昆布の集荷を生業とする自分は、途轍もなく回り道をせざるを得なかった。


今回の処理決定までに至るプロセス・・・・余りにもお粗末すぎる。米軍がばらまいた250キロバクダンで信管に衝撃があった後、タイムラグを設けて爆発するタイプとのこと。

この処理方法で、陸送か船で運ぶかが決まらず、船で港外へと決めたのが20時過ぎ。当然祭会場の露天側を航行するのでアトラクションは、全て最初から中止で、露天も21時で閉店。

祭のスタートをぶち壊した不発弾だった。

これも西港に係留していた物を高波の危険性があるとのことで、陸揚げし土嚢で囲ったとのこと。


釧路駐屯地にはバクダン処理の部隊がないからと言っても、帯広にあるわけで・・・この時間のかかり方は尋常ではない。

普段のリスク管理として想定外のことで、対応すら出来なかったと言うことだろう。

平和ボケって言われて仕方がないもの。


写真は、午前中にmooの避難してきた保育園のミナサン。

0 件のコメント: