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火曜日, 7月 28, 2009

コスト

解散・総選挙が決まり候補者は地元でバタバタと動き出したわけだが、今回は7月21日に解散が行われた。
任期は9月だったが、今回の選挙では自民党が大幅に議席を減らすだろうと言われている。

議員の下には秘書もいるわけで、もし8月1日以降に解散した場合、8月分の議員歳費や秘書の給与が支払われることになり総額18億にもなってしまう。落選上にいる議員や秘書は、解散を遅らせて欲しかったことだろう。

そこで身近な我が市を見ると市会議員が約19万人の街に正副議長を含め33人。
条例で本会議(定例会)は年4回(2.6.9.12月)、それに臨時会を行う場合がある。
また、議員は某等の委員会に所属し、市の仕事を詳しく話し合いをする会議を開いている。

待遇は特別職地方公務員で自分のような消防団員と同じ。何故、市議会のことを書いたのか
それは石川県津幡町で町議の報酬で住民の一部と町が対立し裁判にまでなったから。

新聞によると同町の町議が本会議や委員会などに出席する日数は年間約30日。これに対し月額報酬と年2回の期末手当を合わせると総額440万円。これを単純に出席日数で割ると日当が14万円にもなる。

自分の町内会長が市議でもあり、実際問題、議員の仕事は議会活動だけではなく、地域活動などに取り組んだり、住民の苦情から陳情、果ては冠婚葬祭まで・・・・無駄なお付き合いに参加しなかったものなら「冷たい。」と考える有権者に問題があるが、議員報酬が高いか安いかは簡単に白黒つけられる問題でもないだろう。

ただ、このような問題を見ると我々、消防団のように出動手当(議員の場合は、日当制と言い換えるべきか。)にしてみては? と思うこともある。
※消防団の場合は各市町村で若干の違いはあるが、我が町では年報酬が約3万 出動手当が4800円
 通常の仕事をなげうって駆けつけるには、厳しい数字。。。。だから、ボランティアと考えられなくては
 やってられない。

Googleで検索すると福島県矢祭町が昨年から日本で初の日当制を導入。1日3万円で始めたところ1年間で最も高額なのが議長で180万。最も少ない議員で102万円になったそう。
平均総額が120万で日当制以前の3分の1に下がった。

ただ、報酬が少なければなり手が出てこないなどの問題もあるようだ。
確かに、不況の中では消防団員を正規職員と勘違いし、就職のつもりで受けたいと電話が来ることもある。


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