水曜日, 7月 08, 2009
法人として思うこと。
最近の、メーカーサイドの体たらくを愕然とした思いで眺めていた。そこに数日前、日経の「春秋」に快哉を叫びたくなるような・・・納得出来る事象が掲載された。
「春秋」by 日本経済新聞
※
「本社なんか無い方がいいんだよ。」現場に偉そうに口出しする本社の管理部門は不要だという意味である。
過激な発言の主は、松下電器産業(現パナソニック)の社長だった山下俊彦さんだ。
少々乱暴な言い方だが本質を突いている。
同席した広報担当者は「そうだろう、君。」と同意を求められて戸惑っていた。
1977年に創業者の松下幸之助相談役の意向で、平取締役から24人の先輩を飛び越して社長に抜擢された。
「選んだ方にも責任がある」と言い放った山下さんは松下の官僚的体質を改めようと意識改革に取り組んでいる最中だった。
事業部育ちだけに、現業部門を本来支援すべき本社部門が逆に、詰まらぬ事まで指図するのが我慢出来なかったのだろう。
官僚は仕事の量とは関係なく自己増殖するという「パーキンソンの法則」がある。
企業もよく注意しないと、管理部門は社長の権威をかさに着て、仕事を増やし権限を拡張しようとする。
現在、不況対策や、何だかんだで、本社は結構忙しい。
しかしヘタをすると、仕事のための仕事になり、作文に終わる恐れも少なくない。
一銭の稼ぎにもならない紙の上の仕事を減らして、現場を強化するのが経営者の努めではないか。
いま大事なのは「紙上重視」でなく、顧客に目を向けた「市場重視」である。
※※
この文を読んだ時、今の行政もさることながら、自分が絡んでいる保険代理店から見た
保険会社にも、当てはまりすぎていて驚いた。
確かに、弊社が扱っている会社は以前から官僚的と言われている。
「春秋」by 日本経済新聞
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「本社なんか無い方がいいんだよ。」現場に偉そうに口出しする本社の管理部門は不要だという意味である。
過激な発言の主は、松下電器産業(現パナソニック)の社長だった山下俊彦さんだ。
少々乱暴な言い方だが本質を突いている。
同席した広報担当者は「そうだろう、君。」と同意を求められて戸惑っていた。
1977年に創業者の松下幸之助相談役の意向で、平取締役から24人の先輩を飛び越して社長に抜擢された。
「選んだ方にも責任がある」と言い放った山下さんは松下の官僚的体質を改めようと意識改革に取り組んでいる最中だった。
事業部育ちだけに、現業部門を本来支援すべき本社部門が逆に、詰まらぬ事まで指図するのが我慢出来なかったのだろう。
官僚は仕事の量とは関係なく自己増殖するという「パーキンソンの法則」がある。
企業もよく注意しないと、管理部門は社長の権威をかさに着て、仕事を増やし権限を拡張しようとする。
現在、不況対策や、何だかんだで、本社は結構忙しい。
しかしヘタをすると、仕事のための仕事になり、作文に終わる恐れも少なくない。
一銭の稼ぎにもならない紙の上の仕事を減らして、現場を強化するのが経営者の努めではないか。
いま大事なのは「紙上重視」でなく、顧客に目を向けた「市場重視」である。
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この文を読んだ時、今の行政もさることながら、自分が絡んでいる保険代理店から見た
保険会社にも、当てはまりすぎていて驚いた。
確かに、弊社が扱っている会社は以前から官僚的と言われている。
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