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木曜日, 10月 20, 2011

2011.3.11以後の残念で残酷な話し。



自分は、仕事として保険代理業、(バイト)テント職人の他に、亡き親父の跡を継ぎ昆布の問屋を生業としている。






その関係で、普段から現役の漁師と密接に絡んでおり3.11の際、釧路の漁師が住んでいる地域での状態も聞いていた。






その漁師は、海岸線からは山の上に住居があるので津波の影響も受けなかったそうだが、潮が引き、今まで見たことのないラインまで海底が見えたことに鳥肌が出たそうである。






そんなことはどうでも良い。



自分が聞いてショックでもあり、仕方のないことと思えたことがある。






それは、






昆布漁ではなく、魚の漁をする漁船団の話し。



縦網漁船の乗組員数人から聞いたことだ。









網を上げると腐敗した遺体がかかっているそうである。



本来なら、海保へ連絡するのだが、今の漁法は効率化が追求され、無駄な燃料や人件費は抑えざるを得ない。



そこで、何をするか・・・・・・・






仏さんを網から外し、海へ戻しているそうである。






何故、こうなるかというと



海保へ連絡すると、事情聴取などに時間がかかり仕事が出来なくなるのだ。



今の船団に、その余裕はない。






だから、申し訳ないと思いながら海へ戻している。






昔なら仏さんを揚げると大漁になると言う言い伝えもあるのだが、今の漁法には、哀しいかな相容れないよう。



これでは、行方不明者がゼロになることはないだろう。






皆さんは、どう思う?






写真は、網にかかった粗大物。

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