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水曜日, 1月 19, 2011

マスコミと蛸

ワイドショーは、殆ど見ないため久々に見ると驚く。
何故かというと世論を操作するような偏った放送をしているからだ。以前のNHKは、事実だけを淡々と流していたが民放のコメンテーターを真似てからは、危うい流れになっている。

一番最近で偏りだしたのは「ニュースステーションの久米ヒロシ」だろう。世論の疑問を代弁するような発言や質問を投げかけ、視聴者から絶大な人気を得た。各局は、それを手本に番組を制作するのだからさにあからんや・・・・である。
どうしようもなくなって、アイドルまで出演する今のニュースは、作られた放送でありニュースではない。
民放の上には、支配階級として新聞社が付いており、その「色」が放送にも出てくるわけで、今のニュースを素直に見ている人達は、街頭インタビューでワイドショーやコメンテーターの台詞と同じ事を訳知り顔で言っている。

これって、洗脳じゃあねえの?

天の邪鬼で生きてきた自分は、否定から入るのでおかしいと思うばかり。最近では、國を纏められない政権与党の実力者がテレビではなくネットに出演している。これに対して各社批判しているが、当事者にとっては言いたいことだけを言えるネットを重視するだろうし、批判しているマスコミも印刷物やテレビより先にネットでの情報の更新が早まっている。

これって、ネット社会を批判しながら自分の足を食い続ける蛸の話しとソックリなんだが・・・・

土曜日, 1月 08, 2011

2011年 就職活動について

我が家の娘も大学3年生として就活中なので過去に面接官もやった経験と最近の傾向を考える。

これからも当分は、就職活動の長期化・早期化に変化はないだろう。政府が企業へお願いしたところで企業という者は優秀な人材を前倒しで確保しようとする。
学生から言わすと「就職難。」だろうが採用する立場から言わせて貰うと採用難と言わざるを得ない。
学生は、今までの受験の延長に就活を考えているかも知れないが、所詮、受験は相対評価。
偏差値で切られる現状では高い~低い・・・と受験すれば何処かに入学出来るだろう。

しかし、企業の試験は絶対評価。何百社受けても企業が「良い人材だ。我が社に欲しい。」と思わなければ採用されるわけはない。就職環境の改善は当分見込めないと考えて行動するしかない。ネットで情報をやりとりする学生は「金太郎飴」になり、例えば100人の学生に対し100社の企業が求人を出していたとしても、悲しいかな大学時代にネット検索でレポートを作成するように、学生が100社の中の数社に集中する。だから、1社に1名なら求人倍率で考えると全員採用となるのだが、100人が最大手の1社に集中するから倍率100倍になるだけのこと。
自分の学生生活を考えたら身の丈をわきまえるべき学生が、自分のことを解っていない者が多すぎる。

こういう時代には「どう生きるか」という綺麗事ではなく、生きるために職に就くという考えで動いて欲しい。
親もスネは細る一方。これからは夫婦の老後も怪しい時代。卒業後の援助などを子供が考えているのならば、ハッキリ拒絶する覚悟が必要だろう。

子供が女の子の場合、「いい会社に入って、いい結婚相手を見つけて欲しい」と考える親も多いだろうが、既にそう言う世の中ではなくなっている。男女ともに働き方も多様化し、適齢期になれば職場結婚等で家庭に入る・・・
このような図式は成り立たなくなっている。

自分の場合、安定した仕事が公務員位しかない街に住んでいると、子供に帰ってこい等と無責任な発言は間違っても出来ない。就職先を世話するような状況じゃないからだ。

今の学生達に言いたいこと。 「大学を出たから会社に入れるはず(それも、自分達より学歴の低い者達より)」の考えは捨てなければならない。企業から考えると一から育てる職人に大卒は必要ないし、勉強が出来たとしてもコミュニケーション能力のない学生は殆ど採用されない。
親の責任も大きいが小さい時からの育て方(種ヶの体験)も大事なんだな~と思った次第。

土曜日, 1月 01, 2011

2011年


我が町の財政状況が危機的水準に近付きつつある。


今年は市民生活にも多大な影響を及ぼすことだろう。 市保有の施設などの利用料は軒並み上がるし、今後は国保などの福利厚生分野でも厳しくなるのだろう。




広報誌では、市自体が積極的に無駄を削減と言っているが、現実問題として高給取りの市職員の新規採用を抑制し(新人が増えず、年寄りが残るので人件費は下がらない。)職員を減らすと言っているが、今現在も仕事の量が職員でも偏りがあり、何もすることのない職員がパソコンで通販を利用したり遊んでいる。


また臨時職員を採用することにより人件費の増加を抑えてもいる。(臨時職員は、半年ごとの更新のため60歳まで働き続けたとしても日給は殆ど増加することもなく、仕事だけが職員なみにスキルアップし続けている。)




今春の市議会議員選挙で6人減をすることも、市町村合併により増加した管内町村の議員が落ちる分を見越したぐらいで実質、変化ないのと同じ。




自分自身の考えとしては、そろそろ夕張同様、我が町もリセットした方がこれからの子供達のためには良いと考える。生活保護の申請も通りやすい為、他都市から移住して申請し、市役所は国保会計の出納率を上げるため、滞納者を生活保護へ誘導し、数字だけは良い方向に見せるインチキもまかり通っている。




ただね、実際問題として考えるなら日本国自体がその状況になっている。


と言うことは、日本自体を一度リセットする時期に来ているのではないか?もし、そうなれば国民負担も増え痛みを伴う改革になることは間違いないが、これからの若者に負担を押しつけ、自分達はのうのうと暮らす官僚・議員・その他天下り先など破壊するべき時期だろう。


間もなく國の借金が国民の資産を越える現状では、ギリギリのタイミングだと思うのだが。